あんなに好きで結婚したはずなのに、年数が経つにつれ、夫婦の間に会話がなくなってきた…。
そんな悩みを持っている方も少なくないと思います。
夢を持って結婚したものの、それだけでは食べていけません。
仕事、お金、子供、友人関係、そして夫婦間のこと。
実際に生活していると、様々な問題に直面することになります。
そうしているうちに夫婦間ですれ違いが起き、「顔を見るのも嫌」状態になってしまうんですよね。
その気持ち、わかります。
しかし、そんな状態の両親を見ている子供達は、一体どのような気持ちでいるのか…
考えたことはありますか?
今回は、夫婦の会話がないと子供はどう育つ?離婚すべき?どうすべき?についてお伝えしたいと思います。
夫婦の会話がないと子供はどう育っていく?
子供は親のことをよく見ています。
会話がない両親に対して、「おかしい」とすぐに感じます。
そして、親の顔色をうかがい、気を使うようになります。
子供にしてみれば、一番落ち着く場所のはずの家が、一番居心地の悪い場所になってしまうことでしょう。
子供の成長にも影響してきます。
周りの人の顔色ばかりをうかがい、主張ができない人間になってしまう可能性があります。
また、楽しくて幸せな家庭というものを知らないので、いざ自分が結婚したとしても上手くいかず、離婚してしまうパターンもあるようです。
育ってきた環境で、人格も作られていきます。
両親の都合で、子供の将来まで台無しにしてしまうのは、とてもかわいそうですよね。
夫婦の会話がないと子供のために離婚すべき?どうすべき?
会話のない両親を目の前にして、子供は幸せを感じることができません。
夫婦間で改善できないのであれば、離婚も選択肢の一つだと思います。
子供のためというのもありますが、自分たちのためでもありますよね。
殺伐とした毎日から解放されることで笑顔になれますし、その姿を見て、子供も笑顔になれることでしょう。
また、離婚することで、再び仲良くなれる場合もあるようです。
生活が別になることで、いろいろなことを客観的に捉えることができるようになるのでしょうね。
一番必要なのは、「子供のために離婚をする」という言い訳で離婚をしないということだと思います。
自分が今の不満な現実から逃げ出す理由を「子供の健全な成長のためだから、離婚するしか選択肢がない!」
という風に言い訳を大切な子供に押し付けるような親の元で育つ子供は、反面教師で育つ以外、自分の責任を直視できない大人になるでしょう。親と同じように。
ですので「自分のために離婚をする。そして、子供も必ず幸せになるよう、元パートナーとは自分に不利な条件でも譲渡する。例えば子供の面会権利や電話やメールの連絡の許可も認める」など、大人としての責任を持ってパートナーと協議をして離婚することが大人の責任です。
まとめ
夫婦間で会話がないというのは、本人たちはもちろん、子供たちにとっても、とても居心地の悪い環境です。
本当にどうにもならなければ、離婚も選択肢の一つだと思います。
しかし、そうなる前に改善する努力はしてほしいです。
無駄に負けず嫌いになっていませんか。
思い切って話しかけてみれば、思いの外、関係を修復できたりすることはありませんか。
子供にとって一番幸せなのは、パパとママが仲良く笑い合っている姿を見ることだということも、忘れないでおいてくださいね。