中学校に入学したときはとても初々しく、また仲の良い友達との会話も楽しく感じていた時もあるでしょう。
ところが、ある日突然のように仲の良い友達やクラスメートから陰口を言われるようになったら、とても悲しくなります。
何も悪いことはしていないのに、学校で陰口を言われるのはとても辛いし、嫌なことです。
学校で陰口を言われる人の特徴と原因、そしてその対処法について調査してみました。
学校で陰口を言われやすい人の特徴
・気が弱い
クラスメートや友人、知人の中で自分より強いと感じる相手には、意見はもとより批判することがなかなかできません。
何か争いごとをしても到底勝つことなどできない相手なので無意識のうちに従順になってしまいます。
どこかで相手の陰口を言ってしまったら、相手の耳に入ると大変な目に遭うと思い、陰口を言うことなどできないと感じます。
周りの人から見ると、気弱で他人になめられやすく、また無口でおとなしい人は学校で陰口を言われやすい人の特徴です。
・全くかかわりのない人も一緒になって陰口を言っている
集団で一人の人を批判すると、それにつられてかかわりのない人も陰口を言ってくることがあります。
集団の中でも最も陰口を言っている首謀者がおり、その人の前では何を言っても平気と勘違いする人もいます。
首謀者がいる限り、陰口は言われ続けることになりますが、首謀者がいなくなると、同調する人がいないと感じるためか、自然に陰口を言われなくなることもあります。
・いつでもどこでも孤立している人
友達が少ない人、集団の中であまり影響力ない人は、陰口を言われやすい人の特徴です。
孤立しているということは、何かトラブルがあっても味方になってくれる人が少ないため、反撃を受けても怖くないと感じるからです。
・自分を意識するあまり、目立ってしまう人
人目ばかり気にする人は、目立ってしまい、かえって人から気にされてしまいます。
目と目の合う機会が増えてしまい、その相手から強く意識されてしまうからです。
また、意識過剰のために不用意な発言や周りの人が理解できないような態度を示すことで、注目の的になり、陰口を言われやすい人になってしまいます。
学校で陰口を言われる理由
1.クラスの中では成績優秀で、何をしても称賛される人は、それをうらやましいと思う人からの嫉妬から陰口を言われます。
2.クラスの中でとても人気のある人ほど、注目を浴びてしまうため、ありもしないことで噂を立てられ、それが陰口となります。
また、普段はあまり目立たない人が、突然目立つようになると、陰口を言われてしまいます。
3.周りの人が「この人はいい人だから」といえば、たいがいは陰口を言われることはないのですが、その逆も成り立ち、いい人だから余計陰口を言われてしまうこともあります。
陰口を言われる理由をまとめると、「人気者である」「いい人」「優しい人」「目立ち始めた人」などが挙げられます。
学校で陰口を言われたらどのように対処すればよいのか考えてみましょう。
私が行った学校で陰口を言われた場合の対処方法
・人の役に立つことを一所懸命おこなうこと
たとえば、毎朝早く登校して黒板の溝や黒板消しの汚れを落として、学校の先生に気持ちよく使ってもらうようにすることです。
周りに知られないようにおこなうには少々工夫が必要かもしれませんが、人に役立つことなら継続することが大事です。
・決して人の陰口を言わないこと
周りの人に同調してしまい、ついつい自分から陰口を言うことがないようにすることです。
この世の中には、「さしみの法則」があります。
絶対的に味方となる人が3割、絶対的に敵となる人が3割います。
残りの4割で見方を増やすかそれとも敵を増やすかが分かれ目になります。
上記のように、人に役に立つことや人の陰口を言わないことを続けることによって、全体の7割の人が自分と仲良くしてくれたら、陰口を言う人もいなくなります。
反対に、自らの行動が自分中心であると思われる、人の陰口を言っていることがあれば、直ちにやめることが大事です。
「さしみの法則」では絶対的に3割の人が陰口を言っているという法則が成り立ちますので、そのような方たちとは無理に接する必要はありません。
まとめ
陰口を言われる人のなかには、他の人の陰口を言っていることが原因の場合があります。
周りにつられているというのが大きな理由ですが、すべての人に好かれようと思わず、また、嫌われないように努力することも必要になります。
陰口を言っている友人や知人を見かけたら、そのことに反論するのではなく、相手の良いところを見つけて徹底的に褒めることも対処法の一つです。