共依存カップルの特徴とチェックリストを試した結果、最もおすすめな手段とは?

あなたの周りに、「共依存恋愛」に悩んでいる方などいませんか?

「共依存症」とは「愛情という名の力を借りて相手を支配すること」をいいます。

 

本日は、共依存カップルの特徴とチェックリストを試した結果、最もおすすめな手段をお伝えしたいと思います。

共依存カップルとは?

例えば、A男さんとB子さんが恋愛の関係にあったとします。

 

①A男さんは

 「B子さんがA男さんを必要とする=A男は生きている価値がある」という定義を作り、A男の存在価値はB子さん次第であると考えてしまいます。

 

②B子さんは

 「A男さんがB子さんを必要とする=B子は生きている価値がある」という定義を作り、B子の存在価値はA男さん次第であると考えてしまいます。

 

上記①と②の内容から、共依存恋愛は互いに必要とする存在を考えてしまうことです。

 

もし、どちらかが必要がないとなってしまうと、そのことに対しての罪悪感や自己嫌悪感、必要がないと示した相手に怒りを覚え、暴力に発展することもあります。

どちらかが暴力を振るわれても、それは愛情なのだからと考えてしまい、離れようと思っても離れらない関係になってしまうことなのです。

 

それでは、共依存カップルについて5つの特徴を挙げてみます。

共依存カップルの5つの特徴

①献身的に尽くせば尽くすほど、相手をダメ人間にしてしまう

 

恋愛関係にあるので、相手に尽くすことは決して悪いことではないのです。

例えば、

 

・アルコールなど依存性の高いものに溺れるA男さんから、求められるままにアルコールを買い与える

・B子さんの借金ではないにもかかわらず、お金にルーズなA男さんの借金を代わりに支払い続ける

 

など、B子さんの心の中では、

 

「彼氏が喜ぶから」

「彼氏がかわいそうだから」

 

という思いを続けています。

 

こうしたまちがった方向で本人の為にならない献身的な支えが、実は相手を堕落させてしまいます。

②どんなにひどい仕打ちを受けても耐えてしまう

共依存は、相手に与えるだけでなく、相手からのひどい仕打ちを受けても我慢するという姿勢であらわれることがあります。

 

暴力を受けたために、身の危険を感じて一時的に避難したにもかかわらず、いつの間にか暴力的な相手のそばへ戻ってしまいます。

③本当はお互いにお互いを支配しようとしている

共依存恋愛カップルの特徴としては、外見は男性が女性を支配しているかのように見えますが、実は互いに互いを支配しようとしているのです。

例えば、女性に暴力をふるって、借金や何かを購入するために支払いをさせるなどです。

 

この例では、男性側が支配しているように見えます。

しかし裏では、女性側でも自分がいないと男性は何もできないかわいそうな人と解釈してしまい相手をコントロールしようとしているのです。

④二人だけの関係に閉じこもり、誰も寄せ付けない

恋愛カップルの事情を知っている家族や友人が

「早く別れたほうがいいよ」

などと忠告することがあります。

 

共依存恋愛カップルにはそのような言葉には一切耳を貸しません。

相手が自分を必要とする、自分には相手がいないと生きていけないなどと豪語して全く受け入れません。

 

家族や友人は根気よく、別れることを説得し続けても、態度を変える様子がないため、愛想をつかしてしまうこともあります。

愛想をつかれてしまえば、次第に孤立していくわけです。

⑤共依存恋愛カップルでもきっかけよっては別れることもある

共依存恋愛カップルは、お互いを支配するために一時でも離れようとしません。

しかし、あるきっかけで別れることがあります。

 

それは、女性が彼氏に変わる新しい依存パートナーを見つけた時です。

いま一緒にいる彼氏と同じくらいか、それ以上に尽くしがいのある男性と出会うことで、すんなり別れてしまうことがあるそうです。

 

新しい依存パートナーに献身的に尽くすことを繰り返せば、そのパートナーも堕落化して、深みにはまっていきます。

共依存カップルかどうかチェックしよう!

【共依存カップルチェックリスト】

□毎日、自己否定ばかりすることが多い

□恋人なのだからいくらでも尽くしたいと思う

□彼が立ち直ろうとしているので親切なフリをしてじつは阻害している

□彼は一般的な男性と比較するとダメな人間だと思う

□自分が尽くすことで、必要とされていると強く感じている

□ダメな彼だから、献身的に尽くして自分が支えてあげなければと思う

□心の平穏を感じるために、彼にしがみついている

□自分の本心を言い出せない

□自分も家族も友人も信用することができない

□相手に怒りの感情をぶつけることができない

チェックリストで6つ以上該当する場合は、共依存になっている可能性が高いと言えます。

一度、自分を振り返ってみる必要があります。

 

慌てる必要はありませんが、少しでも心配と感じた時は、心療内科を受診して先生に相談することをおすすめします。

まとめ

共依存恋愛カップルについて説明しました。

恋愛カップルなのですから、お互いに愛情をもって接するのは当然のことと考えます。

 

これから先のことを考えると、共依存の状態では決して幸せな生活を送ることはできないのではと感じます。

カップルとして長い間、お付き合いしているといつの間にか共依存のような状態になりかねません。

 

お互いにちょうどよい距離を保ちながら心にゆとりを持った人生を過ごしてほしいと願っています。