大事に育ててきた娘が結婚!
家族にとっては大変おめでたいことですよね。
結婚式を挙げる前に両家で話し合い、結納を執り行う習慣があり、結婚祝い金を渡すこともあります。
地域によっては結婚祝い金の相場にばらつきもありますが、相場や平均額はいくらぐらいなのでしょうか。
娘の結婚祝い金の相場や平均額といつ渡すタイミングがベストか調査してわかった事をおつたえします♪
娘の結婚祝い金の相場や平均額は?
娘の結婚祝い金については、結婚式を挙げるための資金が目的の場合と結婚式後の生活資金とする目的の場合があります。
また、両親の考え方によっては全く渡さないこともあります。
そこで全国的な平均額としては100万円~200万円であることが調査で分かりました。
参考に結婚式費用の平均額が約360万円ですので、ご祝儀分を差し引くと自己負担分はおおよそ166万円ぐらいになるそうです。
両親にとっては工面するのも大変な金額になりますよね。
結婚祝い金は必ず渡さなければならないというものでもないのです。
昔は結納や結婚祝い金を出すのが当たり前でしたが、時代の移り変わりとともに考え方が変わっていることもわかりました。
結納や結婚式は、両親主催のものかそれとも新郎新婦主催でおこなうかで結婚祝い金の額も違っているようです。
新郎新婦が主催なら、あらかじめ金融機関へ相談し、結婚資金として借用する契約を結び、自己負担金を準備します。
両親主催の場合は、両家で話し合い、双方の負担金の割合によって結婚資金を結婚祝い金として出す場合もあります。
地域によって考え方も違いますし、両親の考え方によっても違ってきます。
ちなみに私の場合は、両親主催でありながら新郎新婦主催型を採り入れた方法で執り行いました。
結納は仲人さんとの顔合わせで行いましたが、結納金などは結婚資金として準備することになりました。
金融機関から挙式費用として親が借用し、返済金については私が毎月の均等額返済でしたが、後々のことを考えて5年返済を3年で完済させる努力もしましたよ。
その甲斐あって少しだけ生活に余裕が出て、新婚旅行の費用を貯蓄していました。
娘が嫁入りするのか、婿取りなのかで、結婚祝い金や挙式費用の負担額も変わってきます。
挙式費用については両家でしっかりと話し合いをすることが大切ですね。
娘の結婚祝い金はいつ渡すのがベストなの?
結婚祝い金は結婚式より前の大安吉日を選んで直接手渡しするのがベストです。
結婚祝い金の金額が高額の場合は、安全のために現金でなく、振込による方法でも特に問題はありません。
挙式への招待客のご祝儀の場合は、当日受付で渡すのが主流となっています。
本来の渡し方は直接手渡しであり、挙式前の佳き日の午前中とされていました。
両親の場合は招待客ではありませんし、結婚する娘とは直系親族なのですから、式よりも前に渡すのがよいのです。
また、結婚援助金の目的であればなるべく早めの方が、娘にとっては挙式準備の予定が立つため、心強く感じるものです。
地域や習わし、家系によっては、両親であっても結婚式当日に渡す慣習があるようですが、挙式前の佳き日に渡すという認識でいた方が無難です。
娘の立場から考えると「自分達だけでやるから一切資金援助は要らないよ」という人もいれば、「結婚式費用が少し足りないから援助して欲しい」と考える人もいます。
また、両親も「立派な式を挙げさせてあげたいからたくさんお祝いしたい」と言う人もいれば、
「出来ることはやってあげたいけど今の生活で精いっぱいだからそんなに出せない」
「結婚して独立するのだから、出来る範囲で、自分たちでやって欲しい」
など話す両親もいます。
お祝いを渡す際に、「お金だけでなく気持ちを伝える」ということが大切なのです。
「結婚おめでとう」
「これはお父さんとお母さんからのお祝いです」
「決して多くはないけれど、精一杯用意しました」
「結婚して家庭を持つと生活に必要な物がたくさんあるから、大事に使ってください」
両親からの結婚祝い金はいらない、自分達だけでやるという娘の場合は、「将来、生まれてくる赤ちゃんのために」と言えば受け取ってもらえるでしょう。
まとめ
娘の結婚祝い金については地域によって相場や平均額にばらつきがあります。
相場や平均額は、必ずしもすぐに用意できるものではありませんし、挙式や結納は新郎新婦側が主催で行うのが良いのかもしれません。